おせち料理は江戸時代の後期に出来上がりました。もともとの意味は、お節供といい年の神様にお供えするものでした。新しい年の神様をお祭りして、おせち料理を備えて神様の前で家族みんながその年の無事をお祈りするために始まりました。その様な歴史や意味を持つおせち料理を、家族そろっていただきましょう。
おせち料理を重箱に詰めるという風習は、最近になってできたもののようです。中には、重箱には詰めずにそれぞれの料理をお皿のままで食すという家庭もあるようです。おせち料理を重箱に詰める理由の有力なものは、デパートのおせち料理の販売からだと言われています。
おせち料理は、関西と関東では少しずつその内容や作り方、レシピに違いがあります。たとえば関東では伊達巻が主流なのに対して、関西では出し巻きを詰めます。関東ではごぼうはささがきごぼうですが、関西ではごぼうのたたきです。これは、その土地で収穫できるごぼうの種類によるようです。
おせち料理の歴史は、あまり古いものではありません。そしてこうしたお正月の食べ物は、時代と共に各家庭でしだいに変わってきました。そして、手作りの味は高級料理店の専門家の手によって作られる味へと変わってきたと言えます。年々おせち料理の売り上げは伸び続けているようです。
歴史が以外に浅いおせち料理。昭和の時代には、大晦日の日にはどこの家庭でも、ぷうんとおいしそうなお煮しめの臭いが漂っていたようです。家族の中の女性がおせち料理に腕を振るう時でした。そして、おせち料理が出来上がると、女の人は台所で忙しく家族の食事を作らずにいられるのどかな元旦を迎えます。
おせち料理のレシピ用材料は、たくさんありますが、その家族の好みに合わせて作るのが一番良いと言えます。黒豆や栗きんとん、それにたたき牛蒡に酢レンコンなど料理のレシピが決まったら、後は作る順序も考えに入れて作ります。一番日持ちのするものから作り始めて、冷蔵庫に保存します。
おせち料理レシピの定番である重箱。二の重にはブリの照り焼きや海老の塩焼きなどの焼き物が入ります。三の重には酢の物が重に入れられます。酢レンコンや赤白のなますなどです。白のなますは大根で赤はにんじんで作られます。四の重は四が不吉な数なので与の重と呼ばれています。ここには煮物が入れられます。
おせち料理と言えば、私はごまめが好きだとか私は黒豆が好きだなど、それぞれの好みがあるようです。最近は、若者の食生活が洋食化し、ファーストフードなどを好むようになって来ました。こういう時代にこそ、おせちの意味を考え直して、栄養満点レシピでおせち料理を家族で食べることには大きな意味があると言えます。